1949-09-10 第5回国会 衆議院 観光事業振興方策樹立特別委員会 第9号
○河野(謙)委員 國際水準を常に保たなければならない必要上、こういう耐用年数の短縮をやるということはよくわかります。しかしこの結果相当償却が多くなりますから、宿泊料のウエイトが相当かかつて來る。
○河野(謙)委員 國際水準を常に保たなければならない必要上、こういう耐用年数の短縮をやるということはよくわかります。しかしこの結果相当償却が多くなりますから、宿泊料のウエイトが相当かかつて來る。
いみじくも食管長官は、先ほどパリティー・システムについてはいろいろ欠陥もあろうが、そろばんのはじきよう、その他については大いにまだ弾力性があるんだというふうに、この耳には聞え來つたのでございますが、しからば一体今日の國際水準に比べて、かくのごとき低き價格に米價を置いておくということに対して、われわれは農民の代表として心からなる憤りを感ずるとともに、第二のそろ恐しい危險をさえここに感ずるのでありまするが
○寺島委員 最後に一つ大臣にお願いをいたしたいのでありますが、結局今食糧管理局長官は——私は與党質問ですから、そう手きびしく言つておるつもりじやないのですが、その言葉の中にも、すでに國際水準に対して日本の米價は安いのだということをお述べになつておる。
○安孫子政府委員 先々の問題としましては、國際水準の價格と、日本の價格水準というものは、やはり均衡的な関係を持たざるを得ないだろうと思います。しかしさしあたりは、やはり單一為替がきまつた当初におきまして、その問題よりも國内の價格水準というものをどう改正として持つて行くかということが先決問題であろうと思います。
全面的に非常に凸凹があつて、随分でたらめがあると考えられるような状況にありますので、総合的に物價というものを或る程度まで倍数を計算して、國際水準に近いところに物價というものは決めらるべきものであると考えますので、これは二ケ月、三ケ月のうちに当然物價の改訂が行われなければならんと考えます。
生活惡循環を避けるという議論は成る程御尤もでありますが、今日の日本の経済界、及び國際水準の物價を平進化しようという建前と、貿易振興という建前などから見まして、今のお説の徴税から二千二十二億の物價調整費用を出すというような工合のやり方、而もこれは貿易振興という観点よりは、生活安定ということを主にしたような御計画でありますが、國際水準の物價を調整して行こうという趣旨などから見まして、この間に相当矛盾もありますし
こういう意味から申しまして、現在ある價格調整金を、又過去の関係から生じて來ております調整金を撤廃なさるということは困難でございましようが、尚こういう價格調整金の制度というものは今後続けて行かなければならないのか、言い換えれば安本としては過去のような傾斜生産による特殊の産業を特殊に保護したような形を今後ともおとりになつて行く御方針でありますか、或いはこの辺で日本の経済を國際水準に持つて行くために又物價
政府が一括して輸入いたしたり、あるいは日本の農業を保護するために関税措置を行うことはきわめて消極的であり、日本の経済力を國際水準より落す措置以外にないのであります。かような措置は私は断じて日本の農業政策として、とつては相ならぬと思うのであります。少くとも日本の農業規模に適應するがごとき多角経営をもつて世界の食糧價格とマツチする食糧價格でもつて、日本の農産物が生産されねばならないと思うのであります。
ただ御存じの通りに、我が國の逓信事業というものは、國際水準に比べますと、殊に電話事業のごときに至りましては非常に低い位置にありまするから、これを國際水準にまで持ち上げるということが、我が國再建のために是非とも必要であるとするならば、これの建設のためには相当の資金を要するものと思うのでありまするが、これは申上げるまでもなく、生産のための資金とも看僻し得るのでありまして、この点は今後二省が新発足いたしました
二十何番目に位するというわが國の状態を何とかして國際水準まで上げて行く必要がある。それにはこの際やはり二省に分離して、おのおの主力を專門の線に注いで行くことが必要である。こういう信念に基きまして提案したのでありまして、決して片島委員の懸念されるような憂いはないことを確信しております。
為替問題についてもなるべく早い機会に正常な為替が一本レートをもつて再開されるのが望ましいが、現在のようにインフレが進行しつつあり、かつ物價体系が國際物價体系と游離している状態では、これを順次整理し國際水準へ漸進的に歩み寄せするほかなく、目下輸出品の個々の比率についてその具体策を研究中である。(いわゆるPRSが近い將來に一般商品に付て実施の運びに至る見込である)。
かような矛盾した状態におかれておるのが、日本経済の現状であると思いますが、そういうような点を漸次國際水準に近づけていく、漸次安定にもつていくという方法においてなすべきことはなしていく、これよりほかに手はないと思います。大体においてただいま申しました行政の整理も、ぜひやらねばならぬ。財政の整理は、なおさらやらねばならぬ。
あるいは能率その他の生産率においても、その他の点においても、漸次國際水準に近づけていかなければならぬ。今のような現状をもつて押していつたのでは、いろいろ外資の支援があり、その他のことがありといたしましても、困難なことは、ただいま大原委員の暗示せられました通りであります。
貿易が順次発展して國際水準に達しなければならないときに、チーブレーバーであるとか或いはスウイーピング・システムというような労働状態が、國際的に非難されるような状態でいけないことは尤もだが、だからといつて今日のようにストライキであるとかサボタージュというようなものが起つておるような状態で、果して國際貿易の市場において日本が國際的水準に達することができると思うかどうか、更に如何にしたならば勤労意欲を起さしむることができるか
これは我が國の経済が外國の経済と十年余りも隔離いたしておりまして、すべての主産品の價格水準が國際水準と違つた歩き方をいたしておりますものですから、いろいろ妙な齟齬をいたしておることは事実であります。尚生糸というものの生産費の中に、どれだけ労力が入つておるかというようなことからも検討が必要かと思うのでありますが、只今中西委員の御計算を一遍見せて頂きまして、一我々にも深く検討さして頂きたいと思います。
政府としては、この機会をとらえ、國内的にもこれに即應して再建のための施策を総合的に事施し、まずインフレーシヨンの進行速度をできる限り緩慢化して、外資の援助を支柱とする一應の中間的安定を実現し、これを本格的安定への踏み台として、非能率なわが國経済を漸次國際水準に近づけ、もつて為替レートの決定、民間外資の本格的導入、貿易の振興を実現いたしたいと考えておる次第であります。
交通特別委員會設置方陳情 わが國民が交通に拂つた關心は、國際水準のはるか下を行くものであり從來より圓滑な運輸の回轉に少からざる支障をもたらし、不測の事故を招來し、幾多の貴重な人命を奪い、資材を破壊した事例は枚擧にいとまがないところであり、しかもそれらの原因を探究するにあたつては、交通道徳の低さから來る根本的原因をたな上げまして、いたずらに、結果の事象に拘泥して、專門的な調査をも怠り、ほとんど一方的